この記事は以下のようなお悩みを解決する記事になっております。
お悩み
- TOEICのテストって何種類あるの?
- 各テストの内容を知りたい
- 自分にどのテストが向いてるんだろう
記事の内容は以下の通りです。
記事の内容
TOEICと聞くと「TOEIC® Listening & Reading Test」を思い浮かべる方が多いのかなと思います。
ただよくよく調べてみると、TOEICには多くのテストの種類や受験スタイルがあるんです。
意外と知らない方もいるのかなと思いますので、この記事で詳しく紹介していきますね。
これからTOEICを受験しようと考えている方の参考になるかと思いますので、ぜひチェックしていってください。
TOEICとは
TOEIC(Test of English for International Communication)とは、日常生活や職場での英語力を測定するテストです。
世界の160カ国で実施されており、日本でも多くの受験者がいる英語の定番のテストですね。
TOEICには合否はなく、スコアという形で英語力を測定することができます。
TOEICのテストの種類
TOEICのテストの種類としては以下の表の通りです。
TOEIC® Tests | TOEIC® Listening & Reading Test |
TOEIC® Speaking & Writing Tests | |
TOEIC® Speaking Test | |
TOEIC Bridge® Tests | TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests |
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests |
TOEICは大きく分けて、「TOEIC® Tests」と「TOEIC Bridge® Tests」とに分類することができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
TOEIC® Tests
TOEIC® Testsは日常生活やビジネスシーンでの英語力を測定するテストです。
TOEIC® Testsには以下の3種類のテストがあります。
- TOEIC® Listening & Reading Test
- TOEIC® Speaking & Writing Tests
- TOEIC® Speaking Test
1つずつ詳しく紹介していきます。
1.TOEIC® Listening & Reading Test
TOEIC® Listening & Reading Testは、リスニングとリーディングのテストで、英語によるコミュニケーション能力を幅広く測ることができます。
TOEICといえば一般的にこちらのテストを指すことが多く、TOEICを代表するテストです。
詳細は以下の通りです。
テスト名 | TOEIC® Listening & Reading Test |
受験料 | 7,810円(税込) |
試験時間 | 120分(リスニング:45分、リーディング:75分) |
問題数 | 200問(リスニング:100問、リーディング:100問) |
解答方式 | マークシート |
満点スコア | 990点(リスニング:5〜495点、リーディング:5〜495点) |
2.TOEIC® Speaking & Writing Tests
TOEIC® Speaking & Writing Testsは、スピーキングとライティングのテストで、英語でコミュニケーションするために必要な話す・書く能力を測ることができます。
詳細は以下の通りです。
テスト名 | TOEIC® Speaking & Writing Tests |
受験料 | 10,450円(税込) |
試験時間 | 80分(スピーキング:20分、ライティング:60分) |
問題数 | 19問(スピーキング:11問、ライティング:8問) |
解答方式 | パソコンとヘッドセットを使用 |
満点スコア | 400点(スピーキング:0〜200点、ライティング:0〜200点) |
3.TOEIC® Speaking Test
TOEIC® Speaking Testは、スピーキングのみのテストで、英語でコミュニケーションするために必要な話す能力を測ることができます。
TOEIC® Speaking & Writing Testsからライティングのテストが無くなったイメージですね。
詳細は以下の通りです。
テスト名 | TOEIC® Speaking Test |
受験料 | 6,930円(税込) |
試験時間 | 20分 |
問題数 | 11問 |
解答方式 | パソコンとヘッドセットを使用 |
満点スコア | 200点 |
TOEIC Bridge® Tests
TOEIC Bridge® TestsはTOEIC® Testsと比較して、初級者から中級者向けの英語力を測定するテストです。
TOEIC Bridge® Testsには以下の2種類のテストがあります。
- TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests
- TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests
TOEIC Bridge® Testsにはスピーキングのみのテストがない形になっています。
テストの内容もTOEIC® Testsと違ってきますので、詳しく見ていきましょう。
1.TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests
TOEIC Bridge® Listening & Reading Testsは、初級者から中級者向けのリスニングとリーディングのテストです。
TOEIC® Testsとの違いは試験時間・問題数が半分となり、満点スコアが100点となっています。
詳細は以下の通りです。
テスト名 | TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests |
受験料 | 4,950円(税込) |
試験時間 | 60分(リスニング:25分、リーディング:35分) |
問題数 | 100問(リスニング:50問、リーディング:50問) |
解答方式 | マークシート |
満点スコア | 100点(リスニング:15〜50点、リーディング:15〜50点) |
2.TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests
TOEIC Bridge® Speaking & Writing Testsは、初級者から中級者向けのスピーキングとライティングのテストです。
TOEIC® Testsとの違いは試験時間・問題数が減り、満点スコアが100点となっています。
詳細は以下の通りです。
テスト名 | TOEIC Bridge® Speaking & Writing Tests |
受験料 | 9,350円(税込) |
試験時間 | 52分(スピーキング:15分、ライティング:37分) |
問題数 | 17問(スピーキング:8問、ライティング:9問) |
解答方式 | パソコンとヘッドセットを使用 |
満点スコア | 100点(スピーキング:15〜50点、ライティング:15〜50点) |
公開テストとIPテストの違いは?
TOEICは申し込み方の違いにより、公開テストとIPテストに分類されます。
それぞれざっくり説明すると、
- 公開テスト:個人で申し込んで受験するテスト
- IPテスト:企業や学校などの団体で申し込んで受験するテスト
上記のようなイメージです。
また、IPテストは公開テストと比べて以下の大きな違いがあります。
- 公式認定証が発行されない
- 公開テストの過去問が出題される
- 受験料が安い
- オンライン受験できる
IPテストだと公式認定証が発行されない点には注意が必要ですね。
各テストに向いている人
TOEICのテストの種類について紹介したところで、各テストにどのような方が向いているかについて紹介します。
これまでの各テストについて紹介してきたことを踏まえると、
TOEIC® Testsに向いている方は以下のような方です。
TOEIC® Testsに向いている方
- 公式認定証を必要とする方
- 英語学習を本気でされている方
TOEIC Bridge® Testsに向いている方は以下のような方です。
TOEIC Bridge® Tests
- 現在の英語力を確認したい方
- TOEICのテストの雰囲気を確認したい方
ぜひご自身の目的に合ったテストを受けてみてください。
TOEICを受験するメリット
TOEICの種類やどんな方に向いているかお分かりいただけましたか?
とはいえ、決して安くはない受験料を支払って、長時間のテストを受けるメリットって何があるのと思われる方もいるのではないでしょうか。
個人的に考えるTOEICを受験するメリットは以下のような感じです。
- 自身の英語力を確認できる
- 英語学習のモチベーションとなる
- 英会話習得の一助となる
- 就職や転職の際に利用できる
個人個人でメリットは異なってきますので、ご自身がなぜTOEICを受けるのか目的を明確にするのが大切ですね。
私自身は英語学習のモチベーションとなり、スコアという数字で視覚化できるのがいいなと思っています。
受験に向けての準備
これまでTOEICの種類について紹介し、それぞれどのような方に向いているのか分かりましたかね。
あとは、受験に向けて準備するのみです。
TOEICの申し込みについては以下の記事が参考になるかと思います。
TOEICの勉強方法については準備中です。
まとめ
今回はTOEICの種類について紹介しました。
いざ調べてみると、テストの種類が多く、幅広い英語学習者が対象となっているテストであることが分かりました。
ぜひご自身の目的に合ったテストを受験して、英語学習を有意義なものにしていきましょう。